大阪府藤井寺市 池田医院 内科・胃腸科・循環器科・小児科・皮膚科・糖尿病専門外来・胃がん、大腸がん検診・往診・在宅医療

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池田医院の糖尿病について
糖尿病の食事・運動療法(蛋白質の摂取と運動)について
高齢の糖尿病患者さんではフレイルにより筋肉量や筋力が低下しやすくなり、食事の摂取量が減少することが多くなっています。それらを予防するためにも食事で蛋白質の摂取を欠かさないことと、少し工夫で筋肉量を維持するように心がけてください。わかりやすい冊子が配布されたのでそれから引用させていただきます。
筋肉量が増加すると血糖値が下がりやすくなる
運動をすると血液中の糖が筋肉に取り込まれるため、血糖値が下がります。そのため、食事と運動で筋肉量を増やすことは、血糖のコントロ-ルの改善につながります。特に高齢の患者さんでは筋肉量を維持していつまでも元気に過ごせるようにしましょう
食事(蛋白質は朝から食べねば筋肉が減る。)
筋肉をつけるために、蛋白質を毎食均等に摂ることを意識しましょう。三食均等に摂取した場合、夕食に偏ってたくさん摂取した場合に比べて1日の筋肉合成が1.25倍に増加します。1食当たりの蛋白質摂取量は20g(年齢、性別、腎機能で異なる)で、肉、魚であれば、100gが目安です。朝から肉や魚は食べられないという人は大豆食品、乳製品、卵を組み合わせたりして20gをめざし、バリエーションも考えましょう。また炭水化物より蛋白質を先に摂取することで食後の急激な血糖の上昇を抑制することが知られています。
運動(弱い負荷の運動でも筋肉はつく。)
弱い負荷の運動でも疲労するまで続けていくことで、強く負荷をかけて運動した場合と同様の効果が得られることが知られています。ウエイトトレーニングがハ-ドルが高いと感じるひとは自分の体重を使って簡単にできる下記に示すようなエクササイズがおすすめです。各運動量の目安は週3回程度10-15回楽にできる強さで行いましょう。
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